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項目 内容
ID J2902283
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1916/08/22
和暦 大正五年八月二十二日
綱文 大正五年八月二十二日(一九一六)
書名 〔増田実日記Ⅰ〕○我孫子市我孫子市史編さん室編集H8・3 我孫子市教育委員会発行
本文
[未校訂]八月二十二日(火)大雨
 昨夜、拾二時過と、思わしき頃であった。樂しき夢を
破ぶった一大地震! 家屋も打破れんかと思ふ程。「何に
なるだう。雨か風が」父がこう叫んだ。僕は「はたして
是地震何になるだう」と思へながら、又眠ってしまった。
はたせる哉、夜明むとする頃より、降るは〳〵、すざま
しい音響を立てゝ! 大雨が!! 午後に至りても止ま
ず。東風共に家根も庭も貫かれが如し。薄暮五時頃に至
りて漸やく微雨なる。
出典 日本の歴史地震史料 拾遺 三
ページ 799
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 千葉
市区町村 我孫子【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

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