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項目 内容
ID J2902185
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1905/03/04
和暦 明治三十八年三月四日
綱文 明治三十八年三月四日(一九〇五)
書名 〔森鷗外・母の日記〕○文京区千駄木町森峰子原著 山崎国紀編S60・11・30 三一書房発行
本文
[未校訂]四日 夕べは星沢山に見えたるが(か)今朝は大雨、ひ
〈る〉前嵐の様に成〈る〉。於との迎(向)ひに車夫を遣
したるに於とは今日一時間早く引けたるゆゑ(へ)車夫
と会(合)ず(す)歩てかへり、車夫は一時間も後に帰
りたり。三時雨軽く成る。この雨は暖に成〈り〉始めな
らんと思ふ。きのふ戦地より古軍服、長靴、雑誌(話)
等参りたり。今日、安国寺例の玉水愈々来る。六日の壱
番汽車にてかへると宅に暇乞に参り、あまり急の事故何
も遣す物無く風呂敷と西洋手ぬぐ(のこ)ひ有合〈せ〉
の品を遣す。夜(る)大風となり、又十時頃大き(気)
な地震あり。
出典 日本の歴史地震史料 拾遺 三
ページ 780
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 東京
市区町村 文京【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

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