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項目 内容
ID J2901688
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1875/11/05
和暦 明治八年十一月五日
綱文 明治八年十一月五日(一八七五)
書名 〔クララの明治日記上〕○東京木挽町S51・5・20 講談社発行
本文
[未校訂]十一月五日 祈禱をしている間に、又地震があった。私
が壁に寄りかかって、ちょうど「主の祈り」を始めた
時だった。壁が曲がって揺れて、「崩れ落ちる」かのよ
うに思われ、私は非常に恐ろしい感情に襲われた。血
管の血という血は恐怖で凍りつくようで、舌はほとん
ど動こうとせず、礼拝を縮めなくてはならなかった。
私はとても震えていたのである!しかし、揺れは一瞬
の中に終った。夜中、もう一つ、もっと長い地震があ
った。私は眼を覚ましとても驚いたが前の時ほどでは
なかった。その後数回、それから朝になって八時にも
う一つとてもかすかなのが感じられた。
出典 日本の歴史地震史料 拾遺 三
ページ 706
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 東京
市区町村 特別区部【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

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