[未校訂]一六月十二日七ツ時大地震暫ク不止驚入候、近国ニおゐ
てハ近江・美濃別而厳敷、近江八幡抔ハ土蔵家立等余程
崩レ、美濃ニ而ハ多ク参詣寺六間四面堂崩レ、外江逃出候
者ハ無難、六七拾人程堂ニ残り居人々ハ押死仕候、当国
も北程ハ厳敷、南都春日社石燈籠七歩通り倒崩申候、今
井辺ニ而も土蔵弐三ヶ所も崩レ申候、南程ハ軽く此辺が
一致軽く候様子ニ相聞申候、大坂抔ハ軽く候、併四拾ヶ
年余已来之大地震ニ候
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項目 | 内容 |
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ID | J2900554 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1819/08/02 |
和暦 | 文政二年六月十二日 |
綱文 | 文政二年六月十二日(一八一九・八・二)〔美濃・尾張・伊勢・近江・京都・大和〕 |
書名 | 〔歳々日並記〕○大和国吉野郡飯貝村 林家記録谷山正道天理大教授提供 |
本文 |
[未校訂]一六月十二日七ツ時大地震暫ク不止驚入候、近国ニおゐ
てハ近江・美濃別而厳敷、近江八幡抔ハ土蔵家立等余程 崩レ、美濃ニ而ハ多ク参詣寺六間四面堂崩レ、外江逃出候 者ハ無難、六七拾人程堂ニ残り居人々ハ押死仕候、当国 も北程ハ厳敷、南都春日社石燈籠七歩通り倒崩申候、今 井辺ニ而も土蔵弐三ヶ所も崩レ申候、南程ハ軽く此辺が 一致軽く候様子ニ相聞申候、大坂抔ハ軽く候、併四拾ヶ 年余已来之大地震ニ候 |
出典 | 日本の歴史地震史料 拾遺 三 |
ページ | 199 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
都道府県 | 奈良 |
市区町村 | 吉野【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる |
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