[未校訂]○二月廿五日薄暮外に出る、 (空き)方に火事あり、町にて
ハよくミえす山口屋か[門|カト]にてミれは白勢三郎兵衛が宅
の上端にミる、草荷なとの方角かと思へり、桂氏の旅
宿へ暇乞にゆきて子ノ時過に帰宅、かきものして居れ
るに八鼓をきく、やゝ半時ならむと思へる頃地震ふる
ことしはらくの間也、鎮りてもくら〳〵せるこゝちな
れは七時過にふせりたり、ひきつゝきてふることもな
けれは近国なとに大地震ハ有ましと思へり
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項目 | 内容 |
---|---|
ID | J2801099 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1858/04/09 |
和暦 | 安政五年二月二十六日 |
綱文 | 安政五年二月二十六日(一八五八・四・九)〔飛驒・越中〕 |
書名 | 〔小泉蒼軒日録 上巻〕○新発田石川新一郎編 H6・2・28 新津市発行 |
本文 |
[未校訂]○二月廿五日薄暮外に出る、 (空き)方に火事あり、町にて
ハよくミえす山口屋か[門|カト]にてミれは白勢三郎兵衛が宅 の上端にミる、草荷なとの方角かと思へり、桂氏の旅 宿へ暇乞にゆきて子ノ時過に帰宅、かきものして居れ るに八鼓をきく、やゝ半時ならむと思へる頃地震ふる ことしはらくの間也、鎮りてもくら〳〵せるこゝちな れは七時過にふせりたり、ひきつゝきてふることもな けれは近国なとに大地震ハ有ましと思へり |
出典 | 日本の歴史地震史料 拾遺 二 |
ページ | 491 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
都道府県 | 新潟 |
市区町村 | 新発田【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる |
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