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項目 内容
ID J2801028
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1856/08/23
和暦 安政三年七月二十三日
綱文 安政三年七月二十三日(一八五六・八・二三)〔三陸・松前〕
書名 〔小泉蒼軒日録 上巻〕○新発田 石川進一郎編H6・2・28 新津市発行
本文
[未校訂]○七月廿三日、椽先の障子ひらきて例の筆記して居しに、
午ノ下剋頃にもあらん地震ふり出す、蚊帳の中釣りな
せる糸を下けて其先にありあふ茶台をひきかけゆり来
る方角をためしみしに、其糸西南東北にゆられたり、
はしめ目につきたるハ正しく未申よりゆり来るなり、
其動くうち大分長し、こは遠く大震ふる国有るかもし
らす、さらハ其ゆり来し方角をもておさは加能越か美
濃路又近江あたりにもあらんなと探りゐて人にもはな
して其左右をまつ、同廿六日卯ノ下剋頃、廿八日暁六
ツ時ころ又人おとろかすほとの地震ふる、かうをり
〳〵ゆり来れハいよ〳〵遠き国に大震ありしに相違な
しなと心をさためおけと、たしかなるうハさもきこえ
し、或ハ信濃又ハ近江に大震ありとかたるもあれとお
ほつかなし、さらハ余ほと遠きかたに此事ありたるな
るへしなと独うなつき居しそ馬鹿々々し
出典 日本の歴史地震史料 拾遺 二
ページ 482
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 新潟
市区町村 新発田【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

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