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項目 内容
ID J2800498
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1815/03/01
和暦 文化十二年一月二十一日
綱文 文化十二年正月二十一日(一八一五・三・一)〔小松・大野〕
書名 〔永代記録帳〕○勝山市野向町比良野八郎右衛門家文書 □
本文
[未校訂]一正月廿一日今宵五ッ時ゟ四ッ過迠凡百年此方之大地震ニ
而北西之方ゟゆり出し五六度斗リ重々ゆリニて甚タ巖敷
キ㕝ニて廿一日ゟ廿九日迠夜ル昼ル二三度宛々なり止ミ
不申候其夜竹林助蔵殿村角之善休となりニ相見え申候
家内皆々屋内テ一徒ニ手ニ汗セ握リ起よろ〳〵して唯も
もの云人ハ無御座候暫ク有テ角兵衛といきを付キ是迠何
事ニも余リ驚キ不申候得共今晩之地震ニハもの不被申一
向立あがる事不叶与申候而大笑致候㕝ニ御座候夫ゟ外へ
出テ村方ニ何事も無之哉又佛間座敷其外損シ物無御座候
哉漸々心配リ已ニ其夜助蔵殿善休泊リ朝被□申候 誠
ニ前代未聞巖敷地震ニ御座候夫ゟ二月中も折々リ地鳴リ
申候乍然此方勝山ゟ上方甚タ強ク御座候家蔵抔もいた
ミ鴨井棚板抔もはぐれ落□村方所々有之申事也
同廿二日町安田ゟ地震見廻ニ彦蔵被□候□□ゟ百(カ)之助
なつ見廻ニ早朝相見へ
一当春正月廿一日地震之節出候哉高守山ゟ赤禿ノ谷千ノ
□池迠大なだれ[投|ツキ]出シ三月下旬之頃迠雪之山消はなれ
不申由之荒テおこしも相成リ不申候外々ハ二月上旬雪
消申候未□之程也
出典 日本の歴史地震史料 拾遺 二
ページ 158
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 福井
市区町村 勝山【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

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