[未校訂]○宝永四年(一七〇七)八月二日大風。十月四日大地震。
この時期、秋穂浦領主井原氏は、その海辺干潟三十五
町歩を埋め立て、塩田の築立中であった。大風で高潮の
災害を受けたうえ、地震はさらに災害を大きくした。そ
のため塩田築立が不可能になり、巨額の借用銀の返済に
も困り、藩府に塩田予定地を没収されてしまった。従っ
て、井原家では、以後海岸埋め立はできなくなった。(「秋
穂浦と給領主井原家」参照)
西暦、綱文、書名から同じものの一覧にリンクします。
項目 | 内容 |
---|---|
ID | J2700065 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1707/10/28 |
和暦 | 宝永四年十月四日 |
綱文 | 宝永四年十月四日(一七〇七・一〇・二八)〔東海以西至九州〕 |
書名 | 〔秋穂町史〕秋穂町史編集委員会S57・3 秋穂町発行 |
本文 |
[未校訂]○宝永四年(一七〇七)八月二日大風。十月四日大地震。
この時期、秋穂浦領主井原氏は、その海辺干潟三十五 町歩を埋め立て、塩田の築立中であった。大風で高潮の 災害を受けたうえ、地震はさらに災害を大きくした。そ のため塩田築立が不可能になり、巨額の借用銀の返済に も困り、藩府に塩田予定地を没収されてしまった。従っ て、井原家では、以後海岸埋め立はできなくなった。(「秋 穂浦と給領主井原家」参照) |
出典 | 日本の歴史地震史料 拾遺 別巻 |
ページ | 66 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
都道府県 | 山口 |
市区町村 |
検索時間: 0.001秒