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項目 内容
ID J2700002
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1703/12/31
和暦 元禄十六年十一月二十三日
綱文 元禄十六年十一月二十三日(一七〇三・一二・三一)〔南関東〕
書名 〔日本随筆大成 17〕日本随筆大成編輯部S51・3・10吉川弘文館
本文
[未校訂](異説まちまち)和田正路著寛政以前成立か?
一癸未冬の大地震の時にや有けん。間部越前守殿は大奥
の塀を乗越る程にして、御寐所に行て、御縁頰より声
掛て、越前守にて候。大変に付御守護の為に参り候。
御寐所まで推参の御咎は、追て被仰付可被下。大
変故御守護に推参仕候と申されけるとなり。其頃の美
談なりし。跡の御咎に身命を惜まぬ所をほめたりとぞ。
一右関東大地震の時、諸国飛檄多し。箱根御関所大久保
加賀守番頭、公用私状にかぎらず、飛脚をとゞめて封
を切て内見し、上封して箱根御関所番頭誰内見と、上
封じに書付て、飛脚へ渡て往来させたり。大変のみぎ
りなれば、いかなる異変もはかりがたければなり。若
悪敷にならば自尽するばかりとの覚悟、器量の武士な
りとの称誉なり。
出典 日本の歴史地震史料 拾遺 別巻
ページ 1
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
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