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項目 内容
ID J2601093
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1840/07/13
和暦 天保十一年六月十五日
綱文 天保十一年六月十五日(一八四〇・七・一三)
書名 〔甲子夜話 三篇 6〕松浦静山著中村幸彦・中野三敏校行S58・11・10 平凡社
本文
[未校訂][一〇] 是も前人の贈。採に足らざれども、又当年気候を
知るの一事なれば、斯ぞ。
 (九州)肥後公之藩より、芳洲公子附迄、来書。
別啓。得貴意申候。御国表、近来度々地震いたし申候。
昨日抔は四度御座候。中にも一二度は余程強く御坐候。
八代方、田浦方者、別而強き様子御座候。いづれ薩州霧
島之荒候由に評判仕候。何卒大事に成り不申様に祈申
候。且又筑前冷水峠之近辺、山水に而打崩し、往来も留
り居候由に及承申候。御国は霖雨も降続申候得共、格
別之洪水も無御座由。
[下略] 六月廿二日
 筑前冷水峠は、予が領邑の往来にも過る道なり。さし
て嶮なる処にはなく、山水の患は有まじき地なり。[何|い]かゞ
の変にや。霧島は硫気の盛んなる成らん。
出典 日本の歴史地震史料 拾遺
ページ 275
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
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