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項目 内容
ID J2600104
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1662/06/16
和暦 寛文二年五月一日
綱文 寛文二年五月一日(一六六二・六・一六)〔近畿・美濃・若狭〕
書名 〔五重塔はなぜ倒れないか〕上田篤編H8・2・20 新潮社濱島正士著
本文
[未校訂](3、日本の塔の組上げ構法)
 建保二年(一二一四)に仏舎利が安置された海住山寺五
重塔は、約四六〇年を経た寛文十一~二(一六七一~二)
に四重・五重を解体して二重・三重を持ち上げ、初重は
解体して基礎[地形|じぎょう]を築き直す大修理が行われた。同塔は
寛文修理の数年前から地震・大風によって被害を受け、
大規模な修理に至ったのであるが、基礎地形までやり直
したのは地震によって地盤に亀裂を生じたためと考えら
れる。初重には[足固貫|あしがためぬき]・腰貫が補加され、耐震性が強
化された。
出典 日本の歴史地震史料 拾遺
ページ 49
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
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