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項目 内容
ID J2500418
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1854/12/23
和暦 嘉永七年十一月四日
綱文 安政元年十一月四日(一八五四・一二・二三、二四、二六)〔関東~九州〕
書名 〔本宿・竹原史考〕静岡県長泉町文化財専門委員会編阿部湧泉著 S55・4・30
本文
[未校訂](表紙)
「慶応四年辰年壬四月
村鑑明細書上帳 控
紀州渥美源五郎様丹羽金十郎様御加恩地
駿州駿東部 本宿村」
本宿村
一用水堰 長三十八間 横二間
(略)
一右用水堀
当村用水之儀ハ下土狩村より上り井口より百三十間割堀
有之 夫より同村地内四百間掘抜穴ニ相成一ケ村限り普
請仕候 大破ノ節ハ往古より御地頭より御普請料御下ケ
被成下候 就者去ル寅ノ大地震ノ節ハ右四百間掘穴不残
崩埋 御見分請御惣給様ニ御願申上 御高割を以テ金二
百三十両御下ケ被成下 新規掘替ニ相成当時掘抜穴四百
三十間御座候
一当時下原用水
去ル寅大地震ニ付 竹原村 伏見村両村境より水湧出し
候ニ付久保地ニテ捨水不成候ニ付両村役人と掛合ニ及手
汲ヲ以水貰仕候当時下原田用水掛ハ取水年貢として米二
俵二斗宛両村ニ年々差出申し候
一色村
玉泉寺は元は真言宗で弘仁年間(八一〇~二四)の創建
といわれ 本堂 僧堂 庫裡 山門などの諸堂が完備し
ていたということです。それが戦国時代に衰微したか焼
失したかして規模が小さくなり 慶長年間(一五九六~
一六一五)に改宗し 更に安政元年の地震で倒壊し火災
にかかり その後再建されたものと見えます。
出典 新収日本地震史料 続補遺 別巻
ページ 547
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 静岡
市区町村 長泉【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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