[未校訂](蝦夷日誌 巻之二)
弘化四年未年十月廿六日朝五ツ時、天静にして風も無甚
隠なるに地鳴動致けるに、其夕下及部村名主より届出
る。同村山中松倉の側崩れ落、山五丁斗も押来れり。
及部川をせき留め候由にて、時々村見物に来り候処。
岩崩れ長百間斗り、巾六十間斗り、高五間斗の土手出
来、其川上落来る水留りて湖水のごとしと検使相立候
事。惣て此地変事有し時は、松倉に変有こと山霊有が
如し。
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項目 | 内容 |
---|---|
ID | J2404153 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1847/12/03 |
和暦 | 弘化四年十月二十六日 |
綱文 | 弘化四年十月二十六日(一八四七・一二・三) |
書名 | 〔函館市史 資料編 第一巻〕S49・3・15 函館市 |
本文 |
[未校訂](蝦夷日誌 巻之二)
弘化四年未年十月廿六日朝五ツ時、天静にして風も無甚 隠なるに地鳴動致けるに、其夕下及部村名主より届出 る。同村山中松倉の側崩れ落、山五丁斗も押来れり。 及部川をせき留め候由にて、時々村見物に来り候処。 岩崩れ長百間斗り、巾六十間斗り、高五間斗の土手出 来、其川上落来る水留りて湖水のごとしと検使相立候 事。惣て此地変事有し時は、松倉に変有こと山霊有が 如し。 |
出典 | 新収日本地震史料 続補遺 |
ページ | 676 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
都道府県 | 北海道 |
市区町村 | 函館【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる |
版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)
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