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項目 内容
ID J2403971
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1843/02/16
和暦 天保十四年一月十八日
綱文 天保十四年正月十八日(一八四三・二・一六)
書名 〔井関隆子日記〕○江戸
本文
[未校訂]十九日 十九日[天|て]気打[続|つゞ]きしが[昨夜|よべ]少し雨降出、けさ暁
頃よりみぞれいみじく[降|ふり]風たちぬ。されど軒のしづくひ
まなく落て寒さはことにもあらず。けさ家[刀自|とじ]の[言|いへ]らく、
「[昨夜|よべ]のなゐはいと[恐|おそろ]しかりきいかにおびえ給ひつらむ。」
「いな夢しらず、夜中斗にか」と[問|とへ]ば、「子一つ斗にかあ
らむ」と[言|い]ふ。[昨夜|よべ]は人のおこせし酒あれば例のと呑く
らべ、人にもすゝむとて[己|おの]れ常よりも[多|おほ]くのみつれば枕
とりしもえ[知|しら]ず、心[地|ち]よう打ふしつるなめり、さばかり
大地の打ふりつるにもおどろかざりしは、酒の徳いちじ
るかりしにこそとて、
豊みきのゑひのすゝみにうまいせし我をばなゐのふ
りもおこさず
二十二日 廿二日天気つゞきぬ昨日申のくだちなゐふれ
出典 新収日本地震史料 続補遺
ページ 654
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 東京
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版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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