[未校訂] 文政二年七月十八日大地震あり、本村は無難であった
が、当時中山村安行寺の開帳で参詣人も多かったので混
乱し、境内の[心太屋|トコロテン]の桶の中から心太がおどり出し、寺
の本堂が今にも倒れそうであった。また員弁川の水が[俄|ニワ]
かに引き、しばらくにして泥水を[噴|フ]き出し、又治田山が
処々山くずれのため土煙が立ち上るのが見えたという小
川
長右衛門
翁旧話
西暦、綱文、書名から同じものの一覧にリンクします。
項目 | 内容 |
---|---|
ID | J2403006 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1819/09/07 |
和暦 | 文政二年七月十八日 |
綱文 | 文政二年七月十八日(一八一九・九・七) |
書名 | 〔治田村誌〕○三重県員弁郡近藤杢編 S28・8・15 治田村公民館 小森太郎 |
本文 |
[未校訂] 文政二年七月十八日大地震あり、本村は無難であった
が、当時中山村安行寺の開帳で参詣人も多かったので混 乱し、境内の[心太屋|トコロテン]の桶の中から心太がおどり出し、寺 の本堂が今にも倒れそうであった。また員弁川の水が[俄|ニワ] かに引き、しばらくにして泥水を[噴|フ]き出し、又治田山が 処々山くずれのため土煙が立ち上るのが見えたという小 川 長右衛門 翁旧話 |
出典 | 新収日本地震史料 続補遺 |
ページ | 519 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
都道府県 | 三重 |
市区町村 | 治田【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる |
版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)
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