[未校訂] 同月二十二日 夜明けの約二時間前に、當地(een affgrijselijckeに恐ろしい
地aertbevinge)震があった。それは當初、強く感じられ、恰も地上に在
る總べてのものが下方に投げ出されてしまうかのようであっ
たが、しかし間もなく再び穏やかに弱まっていった。それ
が終ったのちに烈(een grooten slachregen)しい吹き降りの雨が起り、それは正午過
ぎまで續き、そのため、シャスケの取壊し作業には進捗を
見ることができなかった。
西暦、綱文、書名から同じものの一覧にリンクします。
項目 | 内容 |
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ID | J2400279 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1641/04/22 |
和暦 | 寛永十八年三月十三日 |
綱文 | 寛永十八年三月十三日(一六四一・四・二二) |
書名 | 〔日本関係海外史料オランダ商館長日記訳文編之五〕○平戸東京大学史料編さん所編S60・3・30 東京大学 |
本文 |
[未校訂] 同月二十二日 夜明けの約二時間前に、當地(een affgrijselijckeに恐ろしい
地aertbevinge)震があった。それは當初、強く感じられ、恰も地上に在 る總べてのものが下方に投げ出されてしまうかのようであっ たが、しかし間もなく再び穏やかに弱まっていった。それ が終ったのちに烈(een grooten slachregen)しい吹き降りの雨が起り、それは正午過 ぎまで續き、そのため、シャスケの取壊し作業には進捗を 見ることができなかった。 |
出典 | 新収日本地震史料 続補遺 |
ページ | 57 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
都道府県 | 長崎 |
市区町村 | 長崎【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる |
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