[未校訂]十四 夜半頗る地震
十五 暁に及び五震
十九 京・摂大震の風声あり
○頃日の地震、大和・伊賀・伊勢・近江・越前尤も甚し。
和の南都、勢の四日市・浅熊、或は家倒れ火出で、或は地
拆け泥湧き、人畜傷死枚挙すべからず。越前の福井、十三
日大火。十四日大風、夜大震、城市村野共に崩れ後洪水、
和の郡山、城の淀、譙楼破隤。京坂亦三日間七十余震、故
を以って居人旅客共に舟居野処の者多し。河・泉・両丹・
播皆大、其の他波及の国其の数を知らず。実に古今未曾有
の一大変なり
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| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ID | J2206033 |
| 西暦（綱文） （グレゴリオ暦） |
1854/07/09 |
| 和暦 | 嘉永七年六月十五日 |
| 綱文 | 安政元年六月十五日（一八五四・七・九）〔伊賀・伊勢・大和・山城・近江・河内〕 |
| 書名 | 〔鳥居甲斐晩年日録〕○香川県丸亀 |
| 本文 |
[未校訂]十四 夜半頗る地震
十五 暁に及び五震 十九 京・摂大震の風声あり ○頃日の地震、大和・伊賀・伊勢・近江・越前尤も甚し。 和の南都、勢の四日市・浅熊、或は家倒れ火出で、或は地 拆け泥湧き、人畜傷死枚挙すべからず。越前の福井、十三 日大火。十四日大風、夜大震、城市村野共に崩れ後洪水、 和の郡山、城の淀、譙楼破隤。京坂亦三日間七十余震、故 を以って居人旅客共に舟居野処の者多し。河・泉・両丹・ 播皆大、其の他波及の国其の数を知らず。実に古今未曾有 の一大変なり |
| 出典 | 新収日本地震史料 補遺 |
| ページ | 981 |
| 備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
| 都道府県 | 香川 |
| 市区町村 | 丸亀【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる |
版面画像（東京大学地震研究所図書室所蔵）
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