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項目 内容
ID J2204271
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1828/05/26
和暦 文政十一年四月十三日
綱文 文政十一年四月十三日(一八二八・五・二六)〔長崎〕
書名 〔日記〕鍋島家文書 佐賀県立図書館
本文
[未校訂]十三日
一今宵五ツ時比別而強く地震長くいたし甚驚たる事共ニて候
可珎□□三人初家へ居し折迄三人共甚困り申候也 初ハ艮
坤へゆり後ハ巽乾へゆりたる様ニてハ近在之□□出し火ニ
ふり又夫を可逃ニいたし立居ニ体ころひたる程に□□□め
つらしき強震也先年嶋原之城下山ゟ崩候節数多地震も折々
しげ〳〵ニハ候得共一つつきに此節ケ様長きゆりニハ無之
此度ゟも軽きと覚候事此節之ニ迄心あしく恐気ハ無之と覚
候旨三人共申合候也此地震ニ付而ハ 御機嫌伺等仕出も差
当かと存候得共不快の□身ニ付見合候也此義後日武館ニて
承り候得は各方ハ大躰登城為申候旨猶又也
先年大地震之咄武館ニて幼少之比承りたる事故越後様へ□
□しニ参上候節申上候故即物書所日記御取寄御しらへ候処
明和六年丑ノ年越後様十才之御時粗覚候七月廿八日大地震
ニ而其旨書載有之候也御勝手方役人御候日ニて有之候右震
半 御機嫌伺ニ而出仕を相見居候也申時地震甚強是迄ケ様
なるは覚たるもの無之旨書載有之候也泉水之水浪ニて白洲
へ打播たる旨ニ申伝有之候事也 物落瓦落等有之也病人産
婦杯ハ案し□有之也今宵之ハ左迄ニハなし有よし□之上之
十四日 日和風有り今日も地震かるく三度
十五日
一今日も地震かるく二度有候ふしぎ也又々嶋原之 迄ハ
や打つゝき毎度也不審也
出典 新収日本地震史料 補遺
ページ 729
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 佐賀
市区町村 佐賀【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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