地震史料集テキストデータベース西暦、綱文、書名から同じものの一覧にリンクします。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ID | J2204049 |
| 西暦（綱文） （グレゴリオ暦） |
1819/08/02 |
| 和暦 | 文政二年六月十二日 |
| 綱文 | 文政二年六月十二日（一八一九・八・二）〔美濃・尾張・伊勢・近江・大和・京都〕 |
| 書名 | 〔年々諸用留 十二番〕○京都住友修史室 |
| 本文 |
[未校訂]文政二年
六月十二日地震京都来状の写 昨十二日未の刻過大地震に御座候未申の方ゟゆり出よほと長 き間ゆり驚入申候白川御数寄家庭の石灯籠壱本倒待合の社の 方に御座候石灯籠壱本倒れ御書院の遥向に御座候小さき石灯 籠一本倒れ御数寄家の雨戸一枚はずれ脇へ飛び有之大裏屛風 取り竹門は冊はつれ遥脇へ飛ひ有之御屋敷川端石かけ南の方 にて四五尺斗も頽れ申候其外に先損し候処は相見へ不申候前 の土橋弐所もひゝき破申候扨々恐敷義に御座候諸々石灯籠等 倒れ候義は夥敷土蔵抔も損し候処多分有之栗（粟）田植髪堂の境内 土蔵の庇落候て男壱人大に怪我いたし命危く御座候由噂御座 候祇園新地縄手東石かけ抔当春焼失後も新建の土蔵抔は大に ひゝき入り新宅大に損し候由噂御座候所に寄寺の塀等倒候由 諸々に怪我人御座候と申事に御座候永養寺御境内文珠院様御 石碑の前に御座候石灯籠倒れ破申候灯籠の軸三つに折申候火 袋は□□□破れ不申御石碑の廻りの油石灰も損し申候 江州大溝家中家十四五軒頽前田幸右衛門殿家半分ほと頽候よ し申来 |
| 出典 | 新収日本地震史料 補遺 |
| ページ | 684 |
| 備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
| 都道府県 | 京都 |
| 市区町村 | 京都【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる |
版面画像（東京大学地震研究所図書室所蔵）
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