Logo地震史料集テキストデータベース

西暦、綱文、書名から同じものの一覧にリンクします。

前IDの記事 次IDの記事

項目 内容
ID J2201296
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1683/09/26
和暦 天和三年八月六日
綱文 天和三年八月六日(一六八三・九・二六)
書名 〔古来記〕○栃木県大渡村大貫貞二家文書 今市市史編さん室
本文
[未校訂]○五十里水海供(ママ)水之訳ケ(東光寺の寺伝)
頃は天和二歳八月十九日夜一国大地震山ヲ崩シ家を倒シ大地
割入事夥敷高原山下五十里村下ニ伝山と云岩山は此地震ニ崩
れ落谷ニ入流河を支へたる故数日隔て彼所水海ト成ル長三里
余深サ三十丈余之水海と成往来之旅人此所ヲ舟ニ而渡ル然ル
ニ此岩切落なバ川下之村々難儀可成と、御公儀様ニ而も再度
迄御役人様御越被遊築留切崩シ水をもらしたれとも此岩かた
くして切崩ス事不能無拠打捨被指置たる年月を送ル事已ニ四
拾弐年月ニ相当り享保ハ卯歳となり雨降事春夏初秋迄打続闇
夜の如く晴天なる事一日もなし別而七月末ヨリ大雨猶亦八月
七日ゟ十日迄昼夜之雨盆ヲ傾る如く偏ニ篠をつくも不異右之
岩山底ゟもれ出彼海一度に貫たる故此水流るゝ事如山川下之
村々家財田畑は云ニ不及人馬之流死事数へ難(後略)
出典 新収日本地震史料 補遺
ページ 258
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 栃木
市区町村 今市【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

IIIF Curation Viewerで開く
地震研究所特別資料データベースのコレクションで見る

検索時間: 0.002秒