[未校訂](三壺聞書)
十月十日に大聖寺大地震ゆり、町家悉く破損し押倒され、人
馬死する事夥し。武家も破損し、作事等出来せし人々二度造
作になりにけり。其の地震金沢までもひゞき、堀溝の水を道
路にゆり上ぐる程の動き也。扨利治公は御着の日直に吉崎辺
へ御鷹野に出でさせ給ひて、御入城をぞ被成ける。其の翌年
江戸御参覲時分まで御作事、御露地等御普請被仰付けり
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項目 | 内容 |
---|---|
ID | J2200518 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1640/11/23 |
和暦 | 寛永十七年十月十日 |
綱文 | 寛永十七年十月十日(一六四〇・一一・二三)〔加賀大聖寺〕 |
書名 | 〔加賀能登郷土図書叢刊 一〕S6・11・20日置謙解読・校訂石川県図書館協会刊行 |
本文 |
[未校訂](三壺聞書)
十月十日に大聖寺大地震ゆり、町家悉く破損し押倒され、人 馬死する事夥し。武家も破損し、作事等出来せし人々二度造 作になりにけり。其の地震金沢までもひゞき、堀溝の水を道 路にゆり上ぐる程の動き也。扨利治公は御着の日直に吉崎辺 へ御鷹野に出でさせ給ひて、御入城をぞ被成ける。其の翌年 江戸御参覲時分まで御作事、御露地等御普請被仰付けり |
出典 | 新収日本地震史料 補遺 |
ページ | 111 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
都道府県 | 石川 |
市区町村 | 金沢【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる |
版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)
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