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項目 内容
ID J2200361
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1586/01/18
和暦 天正十三年十一月二十九日
綱文 天正十三年十一月二十九日(一五八六・一・一八)〔畿内・東海・東山・北陸の諸道諸国〕
書名 〔大阪府立大学歴史研究 二二〕
本文
[未校訂](天正地震―特に濃尾・近江・越中の被害について)八木伸三郎・伊藤英文・上田さち子
家忠は一一月二九日~三〇日の大地震を岡崎で体験している
が、以後の余震はそのほとんどが東部に逗留中に体験したも
のである。なお「史料」第一巻の十二月二十日の「なへ」は
無く、一月一五日と二月八日に「なへ」を追加しておく。
「新収史料」一巻(一五一頁)所収の外宮遷宮召立記の天正
地震記録は、益(黒瀬)弘自筆本と校合すると「十二月」の次に「一
日」が抜けており、他にもわずかながら用語・用字の違いが
ある。
また「新収史料」一巻(一五一頁)は宇治山田市史下巻(一
五七七~八頁)を引用して「松木満彦年代記」を出典とする
天正一三年七月の地震を記録しているが、この地震記事は神
宮文庫蔵の『松木禰宜満彦年代記』にはない。ただ近い史料
として同文庫蔵『天正十三年両宮遷宮前後之申分』冒頭の同
年七月外宮解状に
殊今月五日大地震之刻巽方智(千)木頽落、是御朽損甚故也、尤
驚怖神慮叵(はかりがたきものカ) 測 者歟、(・印は難字に付同じ意味の字に変
更)とあるのをここに紹介しておきたい。
出典 新収日本地震史料 補遺
ページ 66
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 大阪
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版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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