[未校訂]男水門 雄水門また遠湊ともいふ、皆同じ。今の湊は元弘年
間の津浪にて出来たりといふ。往昔は紀の川名草山のふもと
の方へ流れたり。いま安原荘のあたり迄は、入江にてありけ
る。其の証は、今もかの近所村村に、いにしへの浦浜の名の
のこれるところ所々にあり。又中古葛城の麓を西へ流れしと
も見えたり。
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項目 | 内容 |
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ID | J2200104 |
西暦(綱文) (ユリウス暦) |
1331/08/07 |
西暦(綱文) (先発グレゴリオ暦) |
1331/08/15 |
和暦 | 元徳三年七月三日 |
綱文 | 元弘元年七月三日(一三三一・八・一五) |
書名 | 〔紀伊国名所図会 一〕▽ |
本文 |
[未校訂]男水門 雄水門また遠湊ともいふ、皆同じ。今の湊は元弘年
間の津浪にて出来たりといふ。往昔は紀の川名草山のふもと の方へ流れたり。いま安原荘のあたり迄は、入江にてありけ る。其の証は、今もかの近所村村に、いにしへの浦浜の名の のこれるところ所々にあり。又中古葛城の麓を西へ流れしと も見えたり。 |
出典 | 新収日本地震史料 補遺 |
ページ | 21 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
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