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項目 内容
ID J2100260
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1847/05/08
和暦 弘化四年三月二十四日
綱文 弘化四年三月二十四日(一八四七・五・八)〔北信濃・越後西部〕
書名 〔越佐叢書〕S49~50 今泉鐸次郎編野島出版
本文
[未校訂](稀成事書証書) 新潟県本大鳥村 七助手扣書
弘化四年三月廿四日夜四ツ(十時)時頃信州善光寺大地震。御本堂と
大門計り残り、(二字虫食)寺社・町中不残潰、火事と相成、死人・
けが人不知数。大人七分通、小人ハ八分通リ死。
此地震ニ而丹波嶋川上ニ小市村と申所ニ山崩致、川留と相
成、日数廿一日中とまり、其上村々十六ケ村家不残浮、水の
高サ十六丈。家ハ木の葉の浮がごとく、あちらこちら江浮
流。
川の切れたは四月十三日、此辺水流来り、十四日朝五ツ(九時)半時頃
流水の高サハ六尺余。流くる家道具・諸道具・簞笥・長持・
手箱之類流来れとも取事ならず。
此地震之時、当村抔ハ廿四日夜四ツ頃中地震入。内仏の御花
立・蠟燭立ころび申候様之事故、長谷(名主)川様江御見舞ニ参る。
弘化四未年三月廿九日昼九ツ(正午)、高田今町中大地震。今町拾
四、五軒潰。同六月上旬中地震入。同七月廿日夜中大地震
入、此時も旅籠屋泊り人の荷物が座敷中にころぶ。
出典 新収日本地震史料 第5巻 別巻6-2
ページ 1761
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
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版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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