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項目 内容
ID J1900408
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1854/12/23
和暦 嘉永七年十一月四日
綱文 安政元年十一月四日・五日・七日(一八五四・一二・二三、二四、二六)〔関東以西の日本各地〕
書名 〔双海町誌〕○愛媛県S46・4・30愛媛県伊予郡双海町
本文
[未校訂]○一八五四年(安政一年)
マグニチュード不明
震源地 豊後水道
古記によると一一月五日初震が起り、七日間揺れ動いたとあ
り、本町の様子を次のとおり伝えている。
「大震災あり、一一月五日を初日とし大小動揺間断なく、沈
静までの日数七日間。其の間激動して山を崩し、樹木を倒
し、飛鳥地に落ち、地盤は亀列し、泥水噴出数十尺も暴騰散
乱し、人畜被害多し。
時に避難者は堅固の土地に、板又は竹を組み居を造り、古老
の本災鎮静祈願に神の詠歌を動く毎に(コーコー)と運唱せ
しと言う」とある。空を飛ぶ鳥が地震のため地に落ちたと
は、木々が揺れ動き枝に止まりかねて地面に伏せたのであろ
う。
出典 新収日本地震史料 第5巻 別巻5-2
ページ 2033
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 愛媛
市区町村 双海【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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