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項目 内容
ID J1900258
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1854/12/23
和暦 嘉永七年十一月四日
綱文 安政元年十一月四日・五日・七日(一八五四・一二・二三、二四、二六)〔関東以西の日本各地〕
書名 〔御三霊様御事蹟編集掛日記〕山口県文書館・毛利家文書
本文
[未校訂]十一月四日 陰天微雪
一今朝五ツ半時地震、左程甚敷事は無之候得共至て長くゆり候
十一月五日 晴
一今日七ツ時頃大地震なり、中西国にては誠に前代未聞とい
へり、所々破損多く、垰天神の後には大垂等を落し家根も
大にかたふく又□(御カ)米屋町下り新堀の方の角煙草屋壱軒大に
西えかたむき、誠に危き事にて夜中は田の中え出居候由、
又熊谷町にて七草と有之候酒店大に破損し、清光寺本門の
柱等も片側は尺余も没す、此外挙て数へかたし
一夜中も大に地震す、五ツ時頃一度・九ツ時又八ツ時壱度
す、此外かには数度有之候由にて、町家のものは所々の空
地え罷出、寒夜を佗(カ)ツゝそ明しける
六日 晴
一四ツ時過少々地震す、夜中も多少揺り度々せしとなり
七日 陰天時雨
一四ツ時頃亦大地震す、三篇大揺り、一篇は少揺也、然共一
昨夕の頃有程は少しは軽し
八日 晴
夜前八ツ時頃大地震、後少々の儀は度々揺候由、右に付金谷
天神社・河鳥厳嶋社其外所々の神社孰れも鎮震の御祈禱有之
候由
十二月五日 雪
一地震今以不相止、昨夜亦両度震ひ候由
一一昨夜江戸出立飛脚到着、東海道地震誠に烈敷、江戸少々
弱き方にて、御屋敷中損所も無之由奉恐悦候
安政二年
正月十八日
一今夜五ツ時頃地震甚し、其後少々両度
三月廿七日 陰天
一地震于今相止す、此間ゟ追々震ひ昨夜震ひ候よし
出典 新収日本地震史料 第5巻 別巻5-2
ページ 1790
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 山口
市区町村 【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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