[未校訂]（十一月四日）
一四時頃大地震帰り掛途中御門内水溜御成台前二ケ所共水ゆ
り翻御堂内陳鉄灯籠倒崩道具損シ石灯籠二三本石手水鉢も
損其外御茶屋ハ指而損無之
一同夜度々地震
（五日）
一同夜四時頃御上屋敷へ通り暮方出火西北之風強、申合早使
出ス。度々林相見築地通いかゞと申合候処馬喰町と承帰、
伜作十郎早速駈着罷越候処聖坂辺ニ而浅草猿若町也、遠火
之事引返帰追々大火相成山ノ宿迄焼ケル、四時ゟ今暁六時
過迄焼亡及鎮火
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| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ID | J1900171 |
| 西暦（綱文） （グレゴリオ暦） |
1854/12/23 |
| 和暦 | 嘉永七年十一月四日 |
| 綱文 | 安政元年十一月四日・五日・七日（一八五四・一二・二三、二四、二六）〔関東以西の日本各地〕 |
| 書名 | 〔大崎御屋舗日記〕○江戸岡山大学附属図書館・池田家文庫 |
| 本文 |
[未校訂]（十一月四日）
一四時頃大地震帰り掛途中御門内水溜御成台前二ケ所共水ゆ り翻御堂内陳鉄灯籠倒崩道具損シ石灯籠二三本石手水鉢も 損其外御茶屋ハ指而損無之 一同夜度々地震 （五日） 一同夜四時頃御上屋敷へ通り暮方出火西北之風強、申合早使 出ス。度々林相見築地通いかゞと申合候処馬喰町と承帰、 伜作十郎早速駈着罷越候処聖坂辺ニ而浅草猿若町也、遠火 之事引返帰追々大火相成山ノ宿迄焼ケル、四時ゟ今暁六時 過迄焼亡及鎮火 |
| 出典 | 新収日本地震史料 第5巻 別巻5-2 |
| ページ | 1659 |
| 備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
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