[未校訂](吐山倉西文書)
「十一月四日五日大地震ニテ家毎ニ空地ニ竹木ヲ以テ仮小屋
ヲ建、家内不残外ニテ食事并臥り申候、右十一月四日未申の
雲赤クシテ大キ音ヲス」
この地震は十一月のが一番大きく、人びとは生きた心地も無
かったという。奉行所のある古市村では死者多く家屋の倒壊
数不知当地方よりも救援の人足が出ている、当地方の被害は
少なく馬場村で稲小屋一軒半壊した程度であった。
西暦、綱文、書名から同じものの一覧にリンクします。
項目 | 内容 |
---|---|
ID | J1900092 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1854/12/23 |
和暦 | 嘉永七年十一月四日 |
綱文 | 安政元年十一月四日・五日・七日(一八五四・一二・二三、二四、二六)〔関東以西の日本各地〕 |
書名 | 〔針ケ別所村史〕○奈良県山辺県S44・3・3 針ケ別所村史編集委員会 |
本文 |
[未校訂](吐山倉西文書)
「十一月四日五日大地震ニテ家毎ニ空地ニ竹木ヲ以テ仮小屋 ヲ建、家内不残外ニテ食事并臥り申候、右十一月四日未申の 雲赤クシテ大キ音ヲス」 この地震は十一月のが一番大きく、人びとは生きた心地も無 かったという。奉行所のある古市村では死者多く家屋の倒壊 数不知当地方よりも救援の人足が出ている、当地方の被害は 少なく馬場村で稲小屋一軒半壊した程度であった。 |
出典 | 新収日本地震史料 第5巻 別巻5-2 |
ページ | 1570 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
都道府県 | 奈良 |
市区町村 | 針ケ別所【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる |
版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)
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