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項目 内容
ID J1700019
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1858/04/09
和暦 安政五年二月二十六日
綱文 安政五年二月二十六日(一八五八・四・九)〔飛騨・越中・加賀・越前〕
書名 〔結城梓氏記録〕「飛驒史壇」
本文
[未校訂]安政大地震
柴田袖水
安政大地震のはげしかりしことは古花(老カ)の伝によりて聞きしこ
となるが結城梓氏の記録に詳細を得たれば茲にうつしとりぬ
飛驒国三郡の内吉城大野二郡に於いて震災の書留大損害之
村々七十箇村此高三千四百九十三石五升総家数千二百二十
七軒此人別八千四百五十六人潰家七百九軒其内皆潰三百二
十三軒内寺八箇寺道場一軒内十三軒は山崩にて土中へ埋没
内半潰家三百八十六軒内寺六箇寺道場一軒潰家の中流失五
軒総家数千二百二十七軒此人別八千四百五十六人内即死二
百三人怪我人四十五人牛馬の即死八十七疋御番所四箇所御(マ
マ)内皆潰一箇所羽根村口又半潰三箇所荒田口中山口小豆沢口
此外土蔵板倉扶持耕地小屋薪小屋金山小屋等は略之
安政五年二月二十五日夜九ツ二分時
明治六年四月白川郷保木脇村にものするに古天正年中大地震
の山崩の場を見て村人に尋ねけるに古のことはいさしらす近
き安政の大地震の書留を見給へとて見せらるゝに悉く書きし
るしありけれは写してもち帰る
結城梓
出典 新収日本地震史料 第5巻 別巻4
ページ 123
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 岐阜
市区町村

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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