[未校訂]第拾三章 天変地異 地震
古老の談を掲けて当時の俤を偲はん
安政元寅年六月中旬頃夜九ツ時八ツ時にそ至る始めての大震
となり夜中でもあり不思議にゆり出しました所心を尽しなか
ら当惑いたし外へ逃けだし其時地震は必家に居事出来きませ
んと承りましたから同年五六月より大旱魃草木皆枯となり雨
晴したれとも十一月まて雨降らすして天気続き麦蒔等は十二
分にて既に麦あいに罷出皆留守でありましたが(後略)
西暦、綱文、書名から同じものの一覧にリンクします。
項目 | 内容 |
---|---|
ID | J1600329 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1854/07/09 |
和暦 | 嘉永七年六月十五日 |
綱文 | 安政元年六月十五日(一八五四・七・九)〔伊賀・伊勢・大和・山城・近江・河内〕 |
書名 | 〔大津村誌 完〕○徳島県 |
本文 |
[未校訂]第拾三章 天変地異 地震
古老の談を掲けて当時の俤を偲はん 安政元寅年六月中旬頃夜九ツ時八ツ時にそ至る始めての大震 となり夜中でもあり不思議にゆり出しました所心を尽しなか ら当惑いたし外へ逃けだし其時地震は必家に居事出来きませ んと承りましたから同年五六月より大旱魃草木皆枯となり雨 晴したれとも十一月まて雨降らすして天気続き麦蒔等は十二 分にて既に麦あいに罷出皆留守でありましたが(後略) |
出典 | 新収日本地震史料 第5巻 別巻3 |
ページ | 291 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
都道府県 | 徳島 |
市区町村 | 大津【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる |
版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)
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