地震史料集テキストデータベース

[未校訂]乍恐御届奉申上候
一高弐石八升四合居宅壱前
梁行弐間
桁行三間半
常福寺村
きと
当寅四十五才
同人娘　きせ
同廿弐才
一高壱斗九升六合居宅壱前
梁行弐間
桁行三間
同村
久四郎
当寅四拾九才
同人妻　志ゆん
同四拾二才
同人弟　梅之助
同四拾一才
同人子　久吉
同十九才
同人娘　三津
同十五才
同人娘　はる
同十二才
同人子　槌松
同九才
同人子　菊松
同四才
一高弐石弐斗余
居宅壱前
梁行弐間
桁行三間半
同村
源四郎
当寅三十五才
同人弟　治三郎
同廿二才
同人娘　まち
同四才
右は先月十四日夜十五日朝大地震ニ而、居宅相痛有之候処、
其後度々之地震、猶当月七日大雨ニ而不斗三軒共半倒ニ相成
申候ニ付、此段乍恐御届奉申上候、尤怪我人等一切無御座候
間、右之趣
御聞届被成下候ハゝ難有奉存候　以上
寅七月常福寺村
庄屋　宗助㊞
年寄　源八㊞
御代官様