[未校訂]安政元年(紀元二五一四)六月十四日夜畿内東海北陸に亘り地
震、庄野駅寺院倒潰、再建中の竜光寺新本堂仏殿悉く倒る。
○本多忠廉の伝
安政元年六月十四日夜大地震にて、恰も忠廉在国中なりしが
神戸城内外大破窮民手当差図の為、八九月中参府延期を乞
ひ、九月五日に至りて参勤せり、而も神戸城の修理は容易の
業に非ず、櫓石垣並塀崩潰決潰其他家中町郷共大破せるを以
て、その修築につきは(○ママ)、元年十一月五日居城修覆の願書を出
し、同十二月六日には幕府より千五百両拝借を許さる。
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項目 | 内容 |
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ID | J1600165 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1854/07/09 |
和暦 | 嘉永七年六月十五日 |
綱文 | 安政元年六月十五日(一八五四・七・九)〔伊賀・伊勢・大和・山城・近江・河内〕 |
書名 | 〔神戸平原地方郷土史 前〕▽ 伊藤清太郎著 |
本文 |
[未校訂]安政元年(紀元二五一四)六月十四日夜畿内東海北陸に亘り地
震、庄野駅寺院倒潰、再建中の竜光寺新本堂仏殿悉く倒る。 ○本多忠廉の伝 安政元年六月十四日夜大地震にて、恰も忠廉在国中なりしが 神戸城内外大破窮民手当差図の為、八九月中参府延期を乞 ひ、九月五日に至りて参勤せり、而も神戸城の修理は容易の 業に非ず、櫓石垣並塀崩潰決潰其他家中町郷共大破せるを以 て、その修築につきは(○ママ)、元年十一月五日居城修覆の願書を出 し、同十二月六日には幕府より千五百両拝借を許さる。 |
出典 | 新収日本地震史料 第5巻 別巻3 |
ページ | 170 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
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