[未校訂]仏土寺、阿山郡新居村大字東村
藤原初期の創文といひもと伊賀八大寺の随一にして塔頭十九
院、寺領五百石を有する鎮護国家の霊場、天台宗の大伽藍た
りき。天正九年織田信長の兵燹に罹り堂宇殆ど灰燼に帰し、
阿弥陀如来、観音、勢至の三像並に多宝塔、雁塔の二基類焼
を免るゝを得たり。嘉永七年、地震によりて本堂倒壊し、安
政五年之を再建す。
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項目 | 内容 |
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ID | J1600153 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1854/07/09 |
和暦 | 嘉永七年六月十五日 |
綱文 | 安政元年六月十五日(一八五四・七・九)〔伊賀・伊勢・大和・山城・近江・河内〕 |
書名 | 〔仏土寺沿革〕▽ |
本文 |
[未校訂]仏土寺、阿山郡新居村大字東村
藤原初期の創文といひもと伊賀八大寺の随一にして塔頭十九 院、寺領五百石を有する鎮護国家の霊場、天台宗の大伽藍た りき。天正九年織田信長の兵燹に罹り堂宇殆ど灰燼に帰し、 阿弥陀如来、観音、勢至の三像並に多宝塔、雁塔の二基類焼 を免るゝを得たり。嘉永七年、地震によりて本堂倒壊し、安 政五年之を再建す。 |
出典 | 新収日本地震史料 第5巻 別巻3 |
ページ | 147 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
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