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項目 内容
ID J1600067
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1854/07/09
和暦 嘉永七年六月十五日
綱文 安政元年六月十五日(一八五四・七・九)〔伊賀・伊勢・大和・山城・近江・河内〕
書名 〔温古集〕○福井「松平文庫」松平宗氏蔵 福井県立図書館保管
本文
[未校訂](安政元寅年)
六月十五日夜八時頃大地震ニ而皆々驚き軒を離れし地所江飛
出しかりしが格別損亡の害なく治れり、前日大津辺は損所有
之由 此際おかしき咄あり 橋南元寺町の組家に夫婦暮し家
あり 是も同じく裏ロへ飛出しゝが動り治りて妻の声にてお
前さん〳〵〳〵〳〵と頻り呼わるとも亭主も転動の折柄ゆえ
周章廻りてつい聞得ざるに猶々苛立てお前さん〳〵〳〵〳〵
と呼ぶ所どこやらんと尋しに木瓜棚の下タニ湯巻もせてほん
の丸裸潛ミ居りし故ぬぎ□(捨カ)の湯かたを着せしとそ 右は六月
十五日満月一天曇りなく照り渡らせ給ふ折柄ニて近所の人目
はなくも恥入てかくせしと□ゟ聞て皆々大笑せり
出典 新収日本地震史料 第5巻 別巻3
ページ 75
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 福井
市区町村 福井【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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