地震史料集テキストデータベース
[未校訂]（表紙）
「安政二年
地震災人足賃其外諸入用組限差引帳
卯十二月 木日方迄ニ崎房村江届候義申来ル
十二月十九日
披見」
義兵衛
一金壱両壱
一金壱両也 惣代入用
一金壱分也 臨時
寿三郎
〆壱両壱分也
内
金壱両三分三朱ト
百廿九文 逆井組割当
差引残
弐分三朱ト 崎房村迄可相渡分
百廿九文
善右衛門
一金壱両壱分也 惣代入用臨時
内
金三両一朱ト
三百九十文
仁連組
諸川組
割当
差引残
金壱両三分一朱ト 崎房村江可相渡分
三百九十文 過
忍名
平端
組
平端村
七兵衛
一金三分 惣代入用
代
金三両弐朱ト百七十五文 平端忍名組割当
差引残
金弐両壱分弐朱ト 崎房村江可相渡分
七十五文
伊左衛門
一金六両弐分壱朱ト
七十六文 人足才料賃銭
其外共
内
金壱両壱分一朱ト 大生郷村組
弐百廿文 割当
差引
金五両三朱ト
弐百六十四文 不足
内
金三両一朱ト百廿三文
平八新田組ゟ
可受取分
金壱両三分三朱ト
壱貫三百八十九文
三太夫
源治郎
組ゟ
可受取分
小以金四両三分弐朱ト
壱貫五百拾四文
此金五両三朱ト
弐百七十四文
内拾文過
無差引
義兵衛
一金壱両壱分 才料雑用
内
金四両壱分壱朱ト
百廿壱文
平八新田組ゟ
割当
差引残
金三両壱朱ト
百廿壱文過
大生郷村ゟ可相渡分
三太夫
源治郎
一金拾両三朱ト
百廿文
人足賃銭
才料雑用
其外入用共
内
金弐分一朱ト三百拾文
前房村組
割当分
金三両弐分百四十文
沓掛組
同断共
金壱両弐分三朱ト
三百五十七文
馬場組
同断共
金弐分三朱ト廿九文
逆井組ゟ
可受取分
金壱両三分一朱ト
三百九十文
諸川組ゟ
可受取
金弐両壱分弐朱ト
百七十五文
平塚
忍名
組ゟ
可受取分
小以金拾弐両弐朱ト
壱貫五百拾壱文
差引残
金壱両三分三朱ト
壱貫三百八十九文 過上
大生郷村ゟ
可受取分
義兵衛
一金壱両壱分
才料雑用
内
金四両壱分壱朱ト
百廿壱文
差引残
金三両一朱ト
百廿壱文過
大生郷村
可相渡分
（地震わり合帳崎房ゟ届分）
諸川町
一永三百八拾四文弐分弐リ 高掛
一永九拾六文七分三リ 面掛
〆永四百八拾文九分四リ
此金壱分三朱ト
セに弐百八拾四文
同町新田
一永百四拾六文八分三リ 高
一永九拾六文七分三リ 面
〆永弐百四拾三文五分六リ
此金三朱ト
三百六拾八文
仁連町 新田共
一永六百三拾四文五分四リ 高
一永九拾六文七分三リ 面
一永九拾六文七分三リ 新田面
〆永八百弐拾七文七分
此金三分壱朱ト
セに百文
東山田村
一永七百八文六リ
新田共
高掛
一同九拾六文七分三リ 面
一同九拾六文七分三リ 新田面掛
〆永九百壱文五分弐リ
此金三分弐朱ト
百七拾弐文
北山田村
一永三拾壱文 高
一同九拾六文七分三リ 面
〆永百弐拾七文七分三リ
此金弐朱ト
セに拾八文
新和田村
一永四拾七文三分壱リ
一同九拾六文七分三リ
〆永百四拾四文四分
此金弐朱ト
百弐拾五文
塚崎村
一永百四拾八文四分九リ 高掛リ
一同九拾六文七分三リ 面掛リ
〆永弐百四拾五文弐分弐リ
此金三朱ト
三百七拾八文
五部村
一永五拾四文六分五リ 高掛リ
一同九拾六文七分三リ 面掛リ
〆永百五拾壱文三分八リ
此金弐朱ト百七拾壱文
高合五千弐百八拾三石
〆永弐貫百五拾四文七分八リ
村数合拾ケ村
〆永九百六拾七文三分
合永三貫弐百弐拾弐文八リ
此金三両壱朱ト
三百九拾文
（ハリ紙）
十月廿五日 江戸ニ而
一壱貫弐百四拾八文 にしめ代取替
亀右衛門
（覚 地震わり人足賃）
合金七拾六両弐分弐朱ト
百六拾七文
内
金五拾弐両壱分ト
壱貫三百六拾四文 御下金
金七両 兵五郎 勝之助 平右衛門 三左
衛門 喜右衛門 兵四郎
残金拾七両 小平太 〆七人出金
壱貫弐百五拾壱文 伊左衛門 三太夫 源三郎
此永拾七貫百九拾文 儀兵衛 平八 吉右衛門
此割 三郎兵衛 四郎右衛門 善右衛門
弥左衛門 又兵衛 長右衛門
但壱人付
永壱貫四百三十弐文
為金壱両壱分弐朱ト
三百六拾七文
外弐文
一文
調落并
子供へ遣分
共
又〆金壱両壱分弐朱ト
六百六拾七文
一金弐拾両也 御借用
同〆金拾八両弐分ト
百五拾三文
外ニ金壱分也 少々□ゟ利食分差たし割合外江
たし
都合拾八両三分ト
弐百文差上候
金八郎様 善右衛門
一千疋
十九人ニ割
金弐朱ト
四十一文
御為屋
頭代
十二日 逆井
指入
三郎兵衛殿
覚
㊞
一金壱両壱分弐朱
銭三百六拾七文
㊞
外ニ弐百文但割
右は御普請入用之内慥ニ請取申候 以上
卯十一月十二日
逆井村
会所㊞
外ニ百文仕様帳
取調笠井送候三郎兵衛殿
（表紙）
「安政四巳年十一月
震災
風災
拝借年賦返納割賦帳
安政四巳年ゟ寅迄拾ケ年賦 壱ケ年分
」
溜利金之内
風災拝借元
一金三両弐分永三拾六文弐分
安政四巳ゟ寅迄
拾ケ年賦返納
壱ケ年
金壱分永百三文六分ツゝ
右同断
震災拝借元
一金八両永五拾壱文
右同断
壱ケ年
金三分永五拾五文壱分ツゝ
風災拝借元
一金弐拾弐両也
右同断
壱ケ年
金弐両永弐百文ツゝ
納金
〆金三両永三百五拾八文七分
右之通年々返納ニ成
此取立左ニ
安政四巳ゟ
寅迄拾ケ年
拝借元金八両永五拾文余之口
地震災五ケ年賦拝借之所
願之上拾ケ年賦
銭六八ヲ掛
太郎右衛門
一銭壱貫九拾五文 壱ケ年分
拝借元金三両弐分永三拾三文余之口
風災拾ケ年賦
一八百廿文
同人
壱ケ年分
〆壱貫九百拾九文
（朱）慶応二寅年迄済切
地震災
同断
一銭壱貫九拾五文甚 兵衛
風災
同断
一八百弐拾文
〆壱貫九百拾九文
（朱）右同断
地震災
前同断
一壱貫九百拾九文
藤右衛門分
預リ返納
三郎兵衛ゟ返納
地震災之分 上根
一壱貫九拾五文
長右衛門分
預リ返納
右（朱）同断 右同断
地震災之分
一銭壱貫九拾五文
内 七百三拾弐文 伝右衛門
三百六拾五文 義左衛門
地震災之分
一壱貫九拾五文
内 七百三拾弐文 伝右衛門
三百六拾五文 義左衛門
風災御手当 巳ゟ寅迄
金弐拾弐両分 拾ケ年賦
此訳
壱ケ年分
一銭三百九拾四文 勘左衛門
（注、以下三十七名同銭高返納ニ
付略）
地震
風災
分
一銭壱貫九百拾九文 藤右衛門
預リ分
地震災分 上ね
一銭壱貫九拾五文 長右衛門
預リ分
風災
一銭三百九拾四文 与右衛門分
〆四貫四百拾六文