[未校訂](○嘉永六年、江戸麻布谷町にて)
二月二日晴四ツ過大地振
(○二月六日)
一民次郎夜五ツ半頃小田原より罷帰り申聞候は、去ル二日
四ツ時頃大地震、御屋形御矢倉等大破損、町在潰家数不
知、曾比、竹松、栢山辺別て強く、皆潰之村も所々有之
大騒之由御座候、人馬怪我少く、夫共百人位は死候哉に
候、委く事追て認可申候事
(○二月七日)
一今朝芝御屋敷へ大地震の見廻、夫より西久保へ参り、酒
飯被下暫申談、夕方帰宅之事
(○二月十日)
一湯本九蔵より伊東、斉藤迄手紙来る。小田原大地震之沙
汰申越候事
西暦、綱文、書名から同じものの一覧にリンクします。
項目 | 内容 |
---|---|
ID | J1300070 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1853/03/11 |
和暦 | 嘉永六年二月二日 |
綱文 | 嘉永六年二月二日(一八五三・三・一一)〔小田原〕 |
書名 | 〔二宮金次郎日記〕○江戸▽ |
本文 |
[未校訂](○嘉永六年、江戸麻布谷町にて)
二月二日晴四ツ過大地振 (○二月六日) 一民次郎夜五ツ半頃小田原より罷帰り申聞候は、去ル二日 四ツ時頃大地震、御屋形御矢倉等大破損、町在潰家数不 知、曾比、竹松、栢山辺別て強く、皆潰之村も所々有之 大騒之由御座候、人馬怪我少く、夫共百人位は死候哉に 候、委く事追て認可申候事 (○二月七日) 一今朝芝御屋敷へ大地震の見廻、夫より西久保へ参り、酒 飯被下暫申談、夕方帰宅之事 (○二月十日) 一湯本九蔵より伊東、斉藤迄手紙来る。小田原大地震之沙 汰申越候事 |
出典 | 新収日本地震史料 第5巻 別巻1 |
ページ | 205 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
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