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項目 内容
ID J1202510
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1856/99/99
和暦 安政三年
綱文 安政三年(一八五六)〔鳥取〕
書名 〔三朝町誌〕○鳥取県東伯郡
本文
[未校訂] 地震については、それほどな被害を受けていないのか
伝承されていなかったが、「辰の大ない」と言われる話を
木地山と穴鴨の古老から聞くことができた。
 それは安政三丙辰の年(一八五六)のことであったと
伝えているけれども、年代が確実かどうかは他に資料が
ないのでわからないが話しのままを記すと、ひっきりな
しの激しい揺れ方のために、七日七夜の間屋外で戸板の
上に寝た。立木の枝が地につくほど揺れたというから、
相当激しい地震であったであろう。余震は、翌年の六月
までも続いたということであるが、被害については石垣
の崩れがひどかったと、いうこと以外には聞くことがで
きなかった。
出典 新収日本地震史料 第5巻
ページ 272
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 鳥取
市区町村 三朝【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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