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項目 内容
ID J1002498
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1830/08/19
和暦 文政十三年七月二日
綱文 天保元年七月二日(一八三〇・八・一九)〔京都〕
書名 〔京都今昔秘話〕
本文
[未校訂]天保元年(一八三〇)の七月二日、近畿一帯に大地震が
あった。二日の夕七つ刻から三日の朝までに大小百二十
四回というから、夜どおし揺れていたようなものである。
これが連日続いた。「十四日となり漸く減じて、一昼夜二
十五六回となる。京中の屋舎倉庫、一として全きものは
なく、禁裡及び神社仏寺二条城等も悉く破損し、八月二
十日に至るまで地震未だ止まず」(泰平年表)というわけ
で、地震の長期記録を作ってしまった。この地震は、京
中の人心と家屋を揺さぶりかえしたが、同時に江戸幕府
の政治力をも根本から揺すぶった。天保という年は、そ
もそもの出だしからして不吉だったわけである。
出典 新収日本地震史料 第4巻
ページ 548
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 京都
市区町村 京都【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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