[未校訂]文化元年甲子六月四日夜九つ時大地震、所々の土蔵の壁
落、或は石垣崩れ地裂る。矢島御領分にて半潰拾三軒、
濁川村に潰弐軒、熊の子沢に潰家壱軒、長穂田に半潰壱
軒に百宅村に半潰壱軒御座候。しかれども人馬怪〓無是
候。隣国庄内は大破に痛み候。四日迄折々強く震い、六
七日余少しづつ動き申候。
生駒権之助様御知行所(注、伊勢居地分家)仁賀保之内
潰家百三拾六軒、死人拾弐人、怪〓人数多、斃馬弐拾七
疋、田畑裂泥水湧出稲草埋り、御損毛高千石
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項目 | 内容 |
---|---|
ID | J1001011 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1804/07/10 |
和暦 | 文化元年六月四日 |
綱文 | 文化元年六月四日(一八〇四・七・一〇)〔羽前・羽後〕 |
書名 | 〔矢島の古文書散歩〕○秋田県由利郡 |
本文 |
[未校訂]文化元年甲子六月四日夜九つ時大地震、所々の土蔵の壁
落、或は石垣崩れ地裂る。矢島御領分にて半潰拾三軒、 濁川村に潰弐軒、熊の子沢に潰家壱軒、長穂田に半潰壱 軒に百宅村に半潰壱軒御座候。しかれども人馬怪〓無是 候。隣国庄内は大破に痛み候。四日迄折々強く震い、六 七日余少しづつ動き申候。 生駒権之助様御知行所(注、伊勢居地分家)仁賀保之内 潰家百三拾六軒、死人拾弐人、怪〓人数多、斃馬弐拾七 疋、田畑裂泥水湧出稲草埋り、御損毛高千石 |
出典 | 新収日本地震史料 第4巻 |
ページ | 213 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
都道府県 | 秋田 |
市区町村 | 矢島【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる |
版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)
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