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項目 内容
ID J1001010
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1804/07/10
和暦 文化元年六月四日
綱文 文化元年六月四日(一八〇四・七・一〇)〔羽前・羽後〕
書名 〔由利町史〕○秋田県
本文
[未校訂](西滝沢村誌)
文化元甲子年六月四日夜、亥の下刻大地震あり、家屋の
損害数知れず。その後十日ごろまで毎日数回の震動あり、
村民寝食安からず老幼婦女かやを肥塚の上につりて、連
日その中に座臥せりという。なかんずく六月二十六日地
震またすこぶる強く、申の刻より風雨雷電激甚なりしが、
ついに土倉村に落雷せし際のごときは、居民の恐怖その
極に達せりという。
(鮎川村郷土史)
第百十代光格天皇、文化元年甲子六月四日夜半大地震あ
り、田畑および用水路大破、象潟隆起し、ために勝景ほ
ろぶ。象潟においては、五百三十二戸のうち、つぶれ家
四百二十三戸、死者六十五名の被害あり。由利地方の被
害は、つぶれ家二千、死者百八十三名あり。隣県山形県
においても、つぶれ家三千五百死者百五十人ありという。
出典 新収日本地震史料 第4巻
ページ 212
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 秋田
市区町村 由利【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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