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項目 内容
ID J1000369
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1793/02/17
和暦 寛政五年一月七日
綱文 寛政五年正月七日(一七九三・二・一七)〔陸前・陸中・磐城・江戸〕奥羽・関東・甲府・御殿場⇨翌年十月
書名 〔大泉百談 弐〕鶴岡市郷土資料館
本文
[未校訂]一寛政五年丑正月七日、余程之地震有、夜中過十度之余
震、翌八日も五六度、其後或ハ一日置二日置ニ地震有
之、此時北之方津軽辺大地震ニ而有之由、其余響ニ而
此方も強くあらされ共、日々地震在しと思ハる、江戸
道中筋も余程強く、当方抔ハ格別之事ニ聞へ、御飛脚
ハ同日福島を地震の後通候処、痛家多く相見潰家無之
よし、戸・障子等途中ニ散乱致し居候由、小花沢ニ而
其夜強き地震致し、戸・障子はつれ倒るゝよし也
考るに津軽辺大地震ニて又奥州福島・羽州小花沢辺も
右之通戸はつるゝ程にて、其中ニ有之当方度々ハ震け
れともさまて強き震ひもなし、不審成事也、地図を以
て考れは当邦ハ西へ寄リ、福島辺ハ津軽ニさし渡りた
る地脈と見ゆ、羽州も東へ寄たる方奥州の西へ寄たる
処ハ福島抔より強かるへく思ハる
出典 新収日本地震史料 第4巻
ページ 62
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 山形
市区町村 大泉【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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