[未校訂]宝永四(一七〇七)年大地震
十月四日午の下刻(午後一時過ぎ)大地震がおこり、夜
中までに余震が十七~八回もあった。潮も未の刻(午後二
時)から亥の刻(十時)まで四回満ち込み、四回目には、
海岸一帯潮があがり、さらに子の刻(夜中十二時)に一回
(四回目のより二割減程度)、丑の上刻にも半分程満ち、
そのまま引き潮となった。都合六回満ちたことになる。右
の被害報告によると、
(注、以下〔杵築町役所日記〕と同内容につき省略)
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項目 | 内容 |
---|---|
ID | J0900687 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1707/10/28 |
和暦 | 宝永四年十月四日 |
綱文 | 宝永四年十月四日(一七〇七・一〇・二八)〔東海以西至九州〕 |
書名 | 〔杵築市誌〕○大分県 |
本文 |
[未校訂]宝永四(一七〇七)年大地震
十月四日午の下刻(午後一時過ぎ)大地震がおこり、夜 中までに余震が十七~八回もあった。潮も未の刻(午後二 時)から亥の刻(十時)まで四回満ち込み、四回目には、 海岸一帯潮があがり、さらに子の刻(夜中十二時)に一回 (四回目のより二割減程度)、丑の上刻にも半分程満ち、 そのまま引き潮となった。都合六回満ちたことになる。右 の被害報告によると、 (注、以下〔杵築町役所日記〕と同内容につき省略) |
出典 | 新収日本地震史料 第3巻 別巻 |
ページ | 582 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
都道府県 | 大分 |
市区町村 | 杵築【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる |
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