[未校訂]2 宝永の大地震(約二六〇年前)
宝永四年丁亥(一七〇七)秋十月四日大地震が起った。
この時も土佐湾沿岸はところどころ陥没して海に入ったと
いう。この時はたびたび津波が来襲してその惨状目を蔽う
ばかりであった。土佐の国の被害は次のごとくである。
人家倒壊 一万六千戸、死者 千八百余人、牛馬損失
五百四十二頭、米穀流失 二万四千余石、船舶流失 三
百艘許り、四国全体では四十万人余死亡したと伝えられ
ている。
西暦、綱文、書名から同じものの一覧にリンクします。
項目 | 内容 |
---|---|
ID | J0900615 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1707/10/28 |
和暦 | 宝永四年十月四日 |
綱文 | 宝永四年十月四日(一七〇七・一〇・二八)〔東海以西至九州〕 |
書名 | 〔西土佐村史〕○高知県幡多郡 |
本文 |
[未校訂]2 宝永の大地震(約二六〇年前)
宝永四年丁亥(一七〇七)秋十月四日大地震が起った。 この時も土佐湾沿岸はところどころ陥没して海に入ったと いう。この時はたびたび津波が来襲してその惨状目を蔽う ばかりであった。土佐の国の被害は次のごとくである。 人家倒壊 一万六千戸、死者 千八百余人、牛馬損失 五百四十二頭、米穀流失 二万四千余石、船舶流失 三 百艘許り、四国全体では四十万人余死亡したと伝えられ ている。 |
出典 | 新収日本地震史料 第3巻 別巻 |
ページ | 519 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
都道府県 | 高知 |
市区町村 | 西土佐【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる |
版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)
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