[未校訂]礼堂南妻広縁の柱筋の虹梁にはつぎの墨書があった。
宝永四亥ノ十月四日大地震にゆかみ□わり取替 同子ノ正
月より修復三月上旬に修 同前大工喜多喜右衛門・同善右
衛門・善兵衛
また、礼堂の南から五番目の柱筋の繫虹梁にも次の墨書
があった。(中略)
又、宝永四年丁亥十月四日八ツニ大地震諸堂尽ゆかみ中門
くずれ
同十一月中旬ゟ十二月上旬迄鳶十人斗来、ゆかミ直シ、鳶
頭は京の次良兵へ諸々修覆ハ年預弥勒院議之
大工頭梁門前 喜多善右衛門・同 善次良
同 喜右衛門・同 善兵衛
西暦、綱文、書名から同じものの一覧にリンクします。
項目 | 内容 |
---|---|
ID | J0900452 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1707/10/28 |
和暦 | 宝永四年十月四日 |
綱文 | 宝永四年十月四日(一七〇七・一〇・二八)〔東海以西至九州〕 |
書名 | 〔奈良六大寺大観十二 唐招提寺一〕 |
本文 |
[未校訂]礼堂南妻広縁の柱筋の虹梁にはつぎの墨書があった。
宝永四亥ノ十月四日大地震にゆかみ□わり取替 同子ノ正 月より修復三月上旬に修 同前大工喜多喜右衛門・同善右 衛門・善兵衛 また、礼堂の南から五番目の柱筋の繫虹梁にも次の墨書 があった。(中略) 又、宝永四年丁亥十月四日八ツニ大地震諸堂尽ゆかみ中門 くずれ 同十一月中旬ゟ十二月上旬迄鳶十人斗来、ゆかミ直シ、鳶 頭は京の次良兵へ諸々修覆ハ年預弥勒院議之 大工頭梁門前 喜多善右衛門・同 善次良 同 喜右衛門・同 善兵衛 |
出典 | 新収日本地震史料 第3巻 別巻 |
ページ | 389 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
都道府県 | 奈良 |
市区町村 | 奈良【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる |
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