[未校訂]一地震ニ而伺御機嫌、[度|ド]ハ用水桶の水こほるゝを度として
登 城する事也、こほれさるには登 城ニハ不及
一安永九年子六月十八日寅刻地震す、庄内ニ而不覚大地震
也、翌十九日十三度震、夫ゟ廿日ハ五六度、日数立ニ随
ひ数不足、震も弱く成候也、酒田ハ猶強く、地裂候処も
あり、小関又兵衛といふ町人の土蔵潰倒れかゝり小家壱
軒潰、男女弐人押ニ被打死す、亀ケ崎 御城内鴨居・壁
等落候処もあり、張付多く裂ける。
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項目 | 内容 |
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ID | J0804934 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1780/07/20 |
和暦 | 安永九年六月十九日 |
綱文 | 安永九年六月十九日(一七八〇・七・二〇)〔庄内〕奥州各地⇨数日 |
書名 | 〔大泉百談〕鶴岡市郷土資料館 |
本文 |
[未校訂]一地震ニ而伺御機嫌、[度|ド]ハ用水桶の水こほるゝを度として
登 城する事也、こほれさるには登 城ニハ不及 一安永九年子六月十八日寅刻地震す、庄内ニ而不覚大地震 也、翌十九日十三度震、夫ゟ廿日ハ五六度、日数立ニ随 ひ数不足、震も弱く成候也、酒田ハ猶強く、地裂候処も あり、小関又兵衛といふ町人の土蔵潰倒れかゝり小家壱 軒潰、男女弐人押ニ被打死す、亀ケ崎 御城内鴨居・壁 等落候処もあり、張付多く裂ける。 |
出典 | 新収日本地震史料 第3巻 |
ページ | 829 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
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