[未校訂](前略)那賀郡波佐村小林久太郎氏日記によれば「処々石
垣崩れたる程」とあり(中略)吉備温故秘録に「正月十八
日卯の刻、地大に震し、同二十日未の刻震し、其後度々震
せし、同二十三日酉の刻戌の刻亥の上刻、一夜に三度、同
二十八日酉の刻、二月朔日卯の刻、同五日午の刻、同夜丑
の刻、同六日辰の刻未の刻、同夜子の刻震せし由、毎日両
度づつ小き震あり、同八日申の刻震し、同十六日酉の刻震
せり、四月三日に至り辰の刻に震す、その後震せず」とあ
って岡山県下でも多数の余震を感じている。
西暦、綱文、書名から同じものの一覧にリンクします。
項目 | 内容 |
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ID | J0804760 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1778/02/14 |
和暦 | 安永七年一月十八日 |
綱文 | 安永七年正月十八日(一七七八・二・一四)〔石見〕中国地方九州北半⇨四月三日 |
書名 | 〔広島・島根地方の地震活動〕「比和の自然」 |
本文 |
[未校訂](前略)那賀郡波佐村小林久太郎氏日記によれば「処々石
垣崩れたる程」とあり(中略)吉備温故秘録に「正月十八 日卯の刻、地大に震し、同二十日未の刻震し、其後度々震 せし、同二十三日酉の刻戌の刻亥の上刻、一夜に三度、同 二十八日酉の刻、二月朔日卯の刻、同五日午の刻、同夜丑 の刻、同六日辰の刻未の刻、同夜子の刻震せし由、毎日両 度づつ小き震あり、同八日申の刻震し、同十六日酉の刻震 せり、四月三日に至り辰の刻に震す、その後震せず」とあ って岡山県下でも多数の余震を感じている。 |
出典 | 新収日本地震史料 第3巻 |
ページ | 815 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
都道府県 | 広島 |
市区町村 |
版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)
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