西暦、綱文、書名から同じものの一覧にリンクします。
前IDの記事
|
次IDの記事
項目 |
内容 |
ID |
J0803836 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1763/01/29
|
和暦 |
宝暦十二年十二月十六日 |
綱文 |
宝暦十二年十二月十六日(一七六三・一・二九)〔八戸・陸中〕函館・津軽⇨翌年、津波あり |
書名 |
〔奥南温古集 十〕○八戸
|
本文 |
[未校訂]翌十六日(十二月)申ノ刻八戸ニ於テ盆大ノ満月南方ニ出テ其色紅ニ シテ光線ナク酉ノ上刻ニ至一大強震アリ山鳴リ地裂ケテ人 家土蔵等之諸建物潰壊算ナク諸川漲溢シテ田畑ヲ埋没シ各 所ノ堤防ヲ破リ大橋新井田橋等ノ諸橋梁墜落シテ震動尚遏 マス翌十七日ノ暁天マテ強弱震交々十七回ノ多キニ至リ朝 来刻々震動ヲ強メ諸人恐怖シテ為ス所ヲ知ラス唯其圧死ヲ 免レント腐心シ各戸外ニ仮小屋ヲ結ヒテ移居シ又ハ地上ニ 戸板ヲ伏セテ之ニ倚ル者多シ是ヨリ先昨年七月下旬ヨリ井 水涸渇シ本年三四月ノ頃ニ至リテモ山野ニ雉子ノ声ナク却 テ朝夕小鳥ノ喧騒スルコト数回ニシテ十一月ヨリ微震アリ 逐日強度ヲ増シ十二月ニ至テモ遏マス終ニ十六日ノ大強震 トハナレリ同十八日湊村ニ海嘯アリテ一村騒擾シ流破船七 艘アリ久慈種市通ノ流破舩十三艘堤防橋梁ノ破損数ヶ所ナ リ同廿九日領内ノ損毛莫大ナル故鍛冶橋門番ヲ免ズ
|
出典 |
新収日本地震史料 第3巻 |
ページ |
596 |
備考 |
本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
|
都道府県 |
青森
|
市区町村 |
八戸【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる
|
版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)
IIIF Curation Viewerで開く
地震研究所特別資料データベースのコレクションで見る
検索時間: 0.001秒