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項目 内容
ID J0801374
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1717/99/99
和暦 享保二年四月
綱文 享保二年四月(一七一七)〔徳島〕
書名 〔今津村志略〕○徳島県
本文
[未校訂]大地震(注、宝永四年十月四日のことか)
阿波国内で古い地震で名高いものは康安元年の大地震で海
部郡由岐浦の地が裂けて長さ二百弐拾歩其径百歩の大きな
池となったといふのが太平記に見えて居る以来のものに吉
野朝廷時代の武家方後光厳院の貞治二年全上後円融院の康
暦二年江戸時代の慶長九年宝永四年の大きな地震もあった
が今津浦免許に住して以前は今津浦川口番所の番人役を勤
めて居った旧家である森本嘉之太氏方に蔵して居られる同
家初代の十左衛門が手記した文書の中に享保三年戌十月六
日に郡所へ指出した地震の報告に

一壱間半に弐間之遠見御番所上にて五六寸ほど倒れ廻り
て壁崩雨戸壱枚破損同所取合廊下鴨居落申候屋根破損
仕候
一二間ニ四間ノ住家屋根破損仕中候
一雪隠破損仕申候
右は私居申御番所一昨四日之地震ニ破損仕申候御注進を
申上候右之趣被仰可被下候
亥ノ十月六日 森本十左衛門
常右衛門殿
茂次兵衛殿
と見えて居る。
出典 新収日本地震史料 第3巻
ページ 138
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 徳島
市区町村 今津【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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