[未校訂]元禄十六年十一月二十三日夜、伊豆沿岸一帯大海嘯あり、
人畜の死傷挙げて数ふべからず。宇佐美村のみにても死者
三百余人或は五百余人と称す。伊東にては死者百六十四
人、多賀地方の口碑にては、海面より十丈も高き高地の樹
枝に海藻の懸りしとて、未年の津浪と称して今に人口に膾
炙せりと(多賀、宇佐美、小室村誌)。
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項目 | 内容 |
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ID | J0700189 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1703/12/31 |
和暦 | 元禄十六年十一月二十三日 |
綱文 | 元禄十六年十一月二十三日(一七〇三・一二・三一)〔関東〕 |
書名 | 〔田方郡誌〕▽ |
本文 |
[未校訂]元禄十六年十一月二十三日夜、伊豆沿岸一帯大海嘯あり、
人畜の死傷挙げて数ふべからず。宇佐美村のみにても死者 三百余人或は五百余人と称す。伊東にては死者百六十四 人、多賀地方の口碑にては、海面より十丈も高き高地の樹 枝に海藻の懸りしとて、未年の津浪と称して今に人口に膾 炙せりと(多賀、宇佐美、小室村誌)。 |
出典 | 新収日本地震史料 第2巻 別巻 |
ページ | 282 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
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