[未校訂]七月十六日下国之嵩焼
右下国春ケ嵩ニ悪鬼有て人民をなやまし候間、神力ニ而焼
払候由、始ニハ何事共不存候処、七月十二日之昼頃松前ノ
沖船数多走リ通候故、是神軍と覚候由、鳴音南部津軽迄地
にひゞぎ、神鳴之様ニ御座候、晴天ニ日中ニ稲妻光り申
候。鳴度ニ地震之煙ハ雲の如く時々暗く相成候、其間ニ長
三四寸宛之毛降り申候。雪降り候様に御座候得共、作物ニ
当リ不申候。
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項目 | 内容 |
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ID | J0601333 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1663/08/17 |
和暦 | 寛文三年七月十五日 |
綱文 | 寛文三年七月十五日(一六六三・八・一七)〔有珠〕弘前⇨二十五日 |
書名 | 〔永禄日記〕○館野越 |
本文 |
[未校訂]七月十六日下国之嵩焼
右下国春ケ嵩ニ悪鬼有て人民をなやまし候間、神力ニ而焼 払候由、始ニハ何事共不存候処、七月十二日之昼頃松前ノ 沖船数多走リ通候故、是神軍と覚候由、鳴音南部津軽迄地 にひゞぎ、神鳴之様ニ御座候、晴天ニ日中ニ稲妻光り申 候。鳴度ニ地震之煙ハ雲の如く時々暗く相成候、其間ニ長 三四寸宛之毛降り申候。雪降り候様に御座候得共、作物ニ 当リ不申候。 |
出典 | 新収日本地震史料 第2巻 |
ページ | 305 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
都道府県 | 青森 |
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版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)
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